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2011年7月24日 (日)

オトナの事情≒コドモの二乗「憐・哀-ren・ai-」感想のメモ

2011年6月30日オトナの事情≒コドモの二乗「憐・哀-ren・ai-」感想のメモ

(ネタばれがあります。ご留意ください)

入場するときに靴を脱ぐようにいわれて、
それだけで、なんとなくリラックス。

その一方で舞台上にはすでに役者たちの姿があって。
なにか、緊張感と期待のようなものがしっかりと醸し出されています。

冒頭は落語の態で物語が語られ始める。
やがてそこに歌舞伎のテイストが縫い込まれて
物語が紡がれていきます。
地語りの部分が作られ、
硬質な印象でストーリーが綴られていく中に
次第に男女の情念が滲みだしてくる。

古典的な手法の表現が縦横に差し込まれていながら
随所にぞくっとくるような新鮮さがあって。
歌舞伎の世界から解き放たれたような自由さに
見る側がぐっと前のめりになる。

八百屋お七の物語がベースになっていて、
その香りはしっかりと織り込まれているのですが、
一方で昔馴染みの物語に縛られない作劇の自由さと
4組の男女の悲劇をほつれることなく
流れというか必然として描く物語の構造の確かさに
見る側はいやがおうにも
舞台の世界にとり込まれてしまうのです。

2時間超えの舞台でしたが、
その時間がとても短く感じられた。
背筋が伸びたままずっと見入ってしまうような感じ。

それは、本物の歌舞伎役者の演技とは異なるものなのですが、
でも、歌舞伎の世界では成しえないような
縛りの解かれた表現には
斬新さとそれだけに終わらない
作り手の他の部分の秀逸もあって。

見終わって、
みる側の背筋がしゃんと伸びているような感覚に
作品の持つ魅力をたっぷりと感じることができました。

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