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Straw&Berry『マリア』ラストの秀逸を支える時間たち

2013年4月20日マチネにてStraw&Berry『マリア』を観ました。

会場は王子小劇場。

作り手ならではの、
繊細で、冷徹で、ぬくもりを持ちシニカルな、
時間の俯瞰に強く心を奪われました。

ここまでに時間とキャラクターたちの想いが、
作り手の視座から歪みなく描かれているからこそ、
最後に用意されたシーンは圧巻でした。

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年年有魚『DOLLY ~Faure:Dolly,op.56~』女性達の雰囲気を切り取るしたたかな仕掛け

2013年4月12日ソワレにて年年有魚『DOLLY ~Faure:Dolly,op.56~』を観ました。

会場は東中野RAFT。

作り手の仕掛けに、見事に浮かび上がる女性達の姿がありました。

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Theatre des Annales『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(略)・・』タイトルなどでは描きえない、内と外の双方向から織り上がる世界

2013年3月29日ソワレにてTheatre des Annales Vol.2
『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがブルシーロフ攻勢の夜に弾丸の雨降り注ぐ哨戒塔の上で辿り着いた最後の一行“──およそ語り得るものについては明晰に語られ得る/しかし語り得ぬことについて人は沈黙せねばならない”という言葉により何を殺し何を生きようと祈ったのか? という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語』
を観ました。

最初にこの舞台のチラシを観たとき、大きくタイトルのみが書かれているにも関わらず、そのタイトルをタイトルの中から必死に探すという笑い話のようなことをしでかしたりもしたのですが・・・。
作品を観て、これほどに秀逸で、しかも至らないタイトルはないように思えた。

なんというか、舞台の、タイトルなどではどうにも収まりきれない世界に、圧倒されました。

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アロッタファジャイナ『国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~』時代の俯瞰に圧倒されつつ・・・

2013年3月28日ソワレにて、アロッタファジャイナ『国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~』を観ました。

会場はTHE PIT(新国立劇場 小劇場)。

観るものを飽きさせない、舞台の豊かさに圧倒され、
世界にどっぷりと浸りつつ、
その上で、更に描かれるべきものが
どこかに垣間見えた舞台でありました。

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蜂寅企画『鉄火のいろは』時代劇「で」表す作り手の世界

2013年3月27日ソワレにて蜂寅企画『鉄火のいろは』を観ました。
会場はウエストエンドスタジオ。

場内は大入り満員、その熱気の中で演じられた舞台には、時代劇を作ることを終着駅にせず、
むしろ、時代劇から立ち上がる表現しうる作り手の世界がありました。

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