演技が熟して・・・、宮沢りえの化け方
少し前なのですがロープをもう一度観てきました。
一段とよくなっていて再度びっくり。席は前回のほうがはるかによかったのですが、かえって後ろのほうだからこそわかることもたくさんあって・・・。高いと見えないところと高くなければ見えないところがあるのも芝居の面白いところ。リングの上は2階席の方が良く見えるような気がしました
それにしても宮沢りえさんのよくなっていること。ひとつの芝居も2ヶ月続けて演じていると、良い役者は熟すのですね。12月に見たときには、実況中継がもっと硬質な感じがしたのですが、今見ると実況中継のなかにある想いのようなものがしっかりと薫りたっている。元々完成度の高い芝居ではあったのですが、それでもまだ飽き足らないように彼女の言葉が含む果汁のような時間は豊潤になっていっている。
芝居というものは進化し、そのなかの役者というものはよりたくさんのバックヤードを表現できるようになっていくのですね・・。
覚えておこうと思います。よい女優さんは熟していくのだと・・・。
良い女優といえば、テレビなどを見て最近気になっている女優さんがいます。水川あさみさん・・・。ドラマ「医龍」でチームドラゴンに加わる看護士役をやっていらっしゃいました。むしろ「のだめカンタービレ」のコンマス役の方が世間には知られているのかもしれませんけれど・・。舞台の経験もほとんどないようです。
でも、彼女が舞台に立てば、きっと良い演技をするとおもうのですよ。そりゃ、TVを観ていても台詞回しなどでは、まだこれからかな・・・、と思ったりするところがあるのですが、でも、良い意味での器用さと不器用さをしっかりと隠さない演技をされるので注目しています。
舞台に出ないですかねぇ・・・。彼女。ケラさんとかならしっかりと使いこなせそうなきがするのですが・・・。ベースにしっかりと骨があり、演技の切り替えも早いので、、結構舞台向きだとおもうのですけれどねぇ・・。
ついつい気になって彼女の公式HPのBBSにも芝居に出ないかなぁみたいなことを書き込んでしまったのですが・・。よいおっさんが・・・。
そこにないとなるとますます見たくなったりするのです。
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