最終回はもうてんこ盛りさ(下北サンデーズ)
生活していると週のリズムみたいなものがあって
それが満たされたいとなんとなく孤独な気持ちになります
「下北サンデーズ」終わってしまったのですね・・・
最終回、出来がよかったものね・・・
どうせなら全て本多劇場で撮影してほしかったけれど
まあ、それは諸事情でしょうがないということにして
堤幸彦の演出って本当にドラマをポップな感じにしてくれる
河原・堤コンビだとドラマがしゃんと立つ感じがする・・・
牛舎の牛たちがいい味出してましたよね・・・
藤井フミヤがあんなに牛とマッチするとは思わなかった
それと牛輸送のトラックのシーンもすごくよかった
東京という街に、夢のかけらを積んだトラック
三宅さんの表情もちょっと憂いがあって・・・
突然藤井フミヤに歌を歌わせる上戸彩のタイミングも
絶妙で歌がすごく心地よく感じる
お尻をむけてちょっと迷惑そうな牛は
都会のひとり一人の関係性の限界を象徴しているようで
まあ、同床異夢でかかわっていてもどことなく無関心
それでも一緒に歌っているという演出も
気取らず自分達に正直な夢を持ったもの者達の
ある種の輝きを浮かび上がらせて
なんか心に心地よい風を吹かせてくれたような
感じがしました
あの「ハイ」は上戸彩さんの天真爛漫さをしっかりと出していて
とても魅力的でしたね・・・。
「トリック」の時と同じような堤流「素」の作り方。
観るほうは何回でもはまるんですね
ケラさんと本多さんもちょっと悪乗り気味で
でも楽しそうだったし・・・
ケラさんが素になって頭を下げるところは本当に笑ったし・・・
ケラさんと三宅さんのナイロン100℃コーナーでの
二人の間も妙におかしかった・・・
古田新太がいい人になったり
クロマニオン麺なんて発想はいったいどこから出てくるのだろう
モンティパイソンみたいなデフォルメがあちらこちらに施されていて・・・
結局通好みの演出なのだし
客を選ぶようなところもあるのだけれど
やがてドラマを見た人たちは
そのドラマの大きさというか懐の深さに
どっくりとはまっていく・・・
なんか伝説になりそうな予感もあって・・・。
DVDボックス、それなりに売れるかもしれませんね・・・
いくらなんだろう・・・
それにつけても来週から
木曜日の夜はどうしよう・・・
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