ロビーの内外で・・・(双数姉妹の魅力)
だいぶ涼しくなってきましたね。
仕事帰りにちょっと重いものを買っても
汗をそれほどかかずに帰れるし・・・
しかし、ふと思うのですが、
人生の合計は0である・・・というのは本当かもしれませんね。
よいこともあれば悪いこともある。
先週末あたりから今週にかけてよいことと悪いことが両方
てんこ盛りで・・・
一番ショックだったのは松永玲子さんが主役をはる
劇団本谷有希子のチケットがとれなかったこと
e+、Piaの優先がだめで
しかも土曜日の朝は用事があって
10時すぐにパソコンも電話もできなくて・・・
1時間遅れですでにチケットは蒸発状態だし・・・
まあ、芥川賞をとりそこなった主宰のいるところですからねぇ・・・
注目度は非常に高かったのでしょうけれど・・・
追加席の発売とかありませんかねぇ・・・
すごく悔しいことでした
良かったのは週末に双数姉妹を観れたこと・・・
「トリアージ」
いろんな意味で余韻のあるお芝居でした。
くわしい劇評は本館を見ていただきたいのですが
小池竹見さんの視点は
年を追うごとにマルチになっていくような気がする
一時期の作品には表現することを話し急ぐような場面もあったのですが
最近の作品は観客をしっかりと物語にとりこんでいくような
手法が自分のものになられたようで・・・
おまけにここは役者が本当にいい。
うまいしなおかつ育っている感じがします。
正直いって五味さんがあんなに
よい役者になるなんて思わなかった
昔今林と五味さんがからむとその演技力の差に
目を覆いたくなるような場面もあったけれど
今回の二人は対等に芝居をしていますものね
二人のからみ、すこしの間でも、しっかりと二人の関係性や
それぞれの想いが伝わってきて・・・
吉田麻起子さんも非常に出来がよかった
彼女は観るたびに演技が深くなっていく感じがします。
表現に太さをあたえることも繊細さを加えることもできるのは
他の双数姉妹の役者の技術を盗んだ証拠かとも
思いますが、
透明感があるのは天から与えられたものかもしれませんね
終演後ロビーで野口かおるさんと二人で
自らがデザインしたTシャツを売っていて
思わず買ってしまいました。
吉田さんのサインまでもらって素直にうれしかった
そりゃ、現段階では大竹しのぶとか富田靖子とかみたいに
めちゃくちゃ有名というわけではないかもしれないけれど
目の前であれだけの演技をなさった
女優さんのサインですからねぇ・・・
しかも、このTシャツ、家に帰って広げてみたら
生地とか縫製とかめっちゃくちゃしっかりしていて・・・
プリントをしてサインまでいただいて
ちょっとお話もしていただいて2000円で、
双数姉妹のもうけってちゃんとあるのだろうか・・・
妙に心配になってしまいました
野口かおるさんも近くにいらっしゃって
笑顔がとても魅力的で・・・
そもそも、入場するとき
チケットをもぎっていただいたのが大倉マヤさんで、
舞台上も非日常ならば、ロビーもある意味非日常・・・。
あれだけの演技力を持った女優さんたちなのに
スタッフのお仕事をするときには
きっちりスタッフのお仕事ができる・・・
やっぱりプロの役者さんってすごいのねと
感心をしたことしきり・・・
朝のチケットの件はくやしかったけれど
すごくラッキーなこともあった
土曜日でありました
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