ナイロビの蜂、枠の中の名作・・・
ココログを通して応募した試写会に当たって
「ナイロビの蜂」という映画を見てきました。
もし、評価をしろといわれたら、かなり高い評価を差し上げると
思います。
物語にしっかりと骨があり、謎解きの作り方がとてもしっかりしていて
最後まで飽きる時間はまったくありませんでした。
それに、しっかりとした質感を持った映画で
観客をとりこんで放さないような部分があって・・・
スクリーンからなにかがちゃんと伝わってくる映画でした
イギリス映画とのことですが
映像などは一見コンサバティブに見えて
きちんと観客の目を引くことを考えたような
斬新さをもっていたし
ラストもしっかりと作りこまれた印象でした
アメリカ映画のような派手さはないし
フランス映画のような小粋さもないのですが
しっかりとついていく意欲のようなものを
観客に与えてくれるのは
やっぱり作品の作りが秀逸だからだと思います。
イギリス映画が持つ等身大のリアリティみたいなものが
物語が持つ熱を観客に近く感じさせているし
ヒーローの主人公が卓越した能力でなぞを暴いていく
アメリカ映画と違って
主人公が等身大でなぞを解いていく姿は
観るものの視点をしっかりひきつけずにおかない
正直、主人公と妻が飛行場で別れるシーンに
物語が戻ったあたりからいっきに引き込まれたし
熱い感動があったのも事実。
でも、同時にこの物語って、イギリスのホワイトカラーの世界の枠から
外れていないところにもうひとつのすごさがあるような気がします。
外交官の主人公もその妻も、
要はとてもお金持ちなわけですよ
そのゆとりから生まれた感動のリッチさに
憤りを感じたり悲劇に涙する自分が
やっぱり日本の豊かさのなかで物を感じていることに
ふっと気づいて・・・
なにか別の感慨にふけったことでした
映画としてはひとつづつのシーンがとても生き生きと見えるし
カメラワークにも迫力があるし・・・、全体に骨太さもあるし
恋人どおしでもよいのですが、
ひとりで腰をすえてしっかり見るのすごくよい映画だとは思います
一応おすすめということで・・・
ごらんになるなら、しっかりとご飯を食べて
体力の不安をなくしてご覧下さいませ
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