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店頭購買チケットにまつわるドラマについて

最近はインターネットでチケットを取ることが多くなって
あまり並ぶということがなくなってしまいましたが
久しぶりにチケットのために早起きして
カウンターに並んでみると意外な感動があり
ちょっと自分でもびっくり・・・・

お目当てはシーズカンパニー(大竹しのぶさんのプロデュースカンパニー)の
「ママが私にいったこと」
出演者がすごいのですよ・・・
大竹しのぶ・渡辺えり子・木内みどり・富田靖子
一人一人が十分主演をはれると言うか
舞台を自分の色に染めることが出来る方達ばかり
大竹しのぶさんなんて、奇跡の人のヘレンケラーを
脇にしてしまうくらいの力がありますし
富田靖子さんが役に入ったときのすごさ、
渡辺えり子さんの底力
木内みどりさんだってある種の存在感は誰にも負けませんから・・・
で、このすごいタッグマッチの会場は青山円形劇場。
なんだかくらっときます。
チケットはたぶんプラチナになること間違いなし・・・

シーズカンパニーの優先ではPiaの店頭販売が同時だったので
(このはがきをお持ちの方には店頭販売・・・)
確率を考えてこれはいくしかないなと・・・
某チケットPiaの窓口で並んだ次第です

チケットを買うまでにはけっこうドラマがたくさんありましてね・・・
まずプロのいるカウンターでなければ悲惨なことになります
クールで客の要望の最大効率を読めるカウンターって
実は結構少ないのです。
むかし昔・・・、スペースゼロのチケットカウンターには
本当のプロの女性がいてその客さばきのすばらしさに
舌を巻いたものですが、最近は行かなくなってしまいましたね・・・
でも今日行った某カウンターもけっこうすばらしかったです

どきどきの1
まずそのカウンターで何番目に並んだかで
チケットがとれるかどうかの半分は決まったようなものですので
そこが確定する、(渡された申し込み用紙に記載された番号をみる)までに
ちょっとした緊張感が走ります
通常は発見の30分前くらいに申し込み用紙が配られるのですが
それまでに並んでいるひとを何回も数えたり・・・・
ちなみに今日は9番でまあまあのポジションでした

どきどきの2
10時になるとカウンターの中のスタッフの動きがとても
気になり始めます
1番からどんどんチケットを取っていくのですが
渡すまでには多少の時間があって
その間に携帯で予約の電話をかけ続けたりします。
(窓口で予約が取れないときにも先に電話で予約ができて
救われたことが何度もあるので・・・)
しかしかからない・・・
「おかけになった電話番号は現在大変込み合ってかかりにくくなっております・・・」
やばい。
「しばらくたってからおかけ直し下さい」
そんなことしたらチケットなくなっちゃうよ・・・
その間に別の試練もあって、順番をはずれて番号がカウンターから呼ばれると
もうがっくり。
チケットが売れてしまったというお知らせであることが普通だからです
なんだか「コーラスライン」のオーディション結果発表みたいな感じ
でも指を動かし電話をかけ続けながらさらに待ちます

どきどき3
NGチケットコール(!?)の番号が自分のものをとんでくれると
次にどんな席がとれたのか気になります
今回は青山円形だからそんなに席の優劣はないと思うのですが
それでも、ここはというような席はありますから・・・
むちゃくちゃよくなくてもよいから一応普通に観ることができる席でありますようにと
スタッフからの提示があるまで妙にびくびくしたりします

で、ゲットした席は9月18日ソワレ(第一希望)のAブロックの最前列
思わずスタッフの方にお礼を言ってしまいました
考えてみれば今日は野田秀樹さんところの「赤鬼」の店頭優先もあったので
演劇ファンの皆様はそちらに走ったのかもしれません

でも、これだけのドラマを自分の中に内包してとったチケット
実際に観劇するときの力の入れ方が違います
無駄なことに思えても、何かをつかむための
競争の障害物って人を活性化させるためには
大切なのかもしれませんね・・・

久しぶりに一本の芝居にめぐり合うために昔重ねていた努力を
思い出してしまいました

R-Club
お芝居の感想などなど


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