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2011年9月20日 (火)

ちょっとギャラリーへ(The Artcomplex Center of Tokyo) 百奇夜行&たんたん個展「おここぱー」

会社帰り、ふらっとギャラリーによってきました。

場所は、四谷三丁目から歩いて10分くらいのところにある
The Art Complex Center of Tokyo。

百奇夜行展(Act5)

Img027

5人のアーティストの展示。

舞台写真を撮られる石澤知絵子さんの作品以外は
初めて拝見するアーティストでしたが、
それぞれに個性があって・・・。

展示の方法がちょっと殺伐としていたのが残念でしたが、
それでもテイストの異なる作家たちの創意を感じることができました。

タイトルの「奇」の字が多分キーなのでしょうね・・・。
ちょっと常ならぬ感覚が個々の作品から滲みだしていて。
単に美術をみるというのとは
ちょっと違う・・・。

一つずつの作品が持つ凄味に惹かれました。


たんたん個展「おここぱー」


Img022

百奇夜行の帰り道、窓越しに見た絵に惹かれて
ふらりと入室。

壁一面に明るい感じの絵が並んでいて。
それぞれの絵には見る側がイメージを受け止められるような
説明がついていて・・・。

最初はその色調に惹かれてみていたのですが、
でも、それぞれが語る雰囲気や絵の中の時間に
次第に取り込まれる。

その感覚は、男の、しかもいい歳したおじさんの私は
たぶん存在していないはずのもの。
でも、見ていて、自分の内側に
絵の中の強くデフォルメされた女の子と共振する感覚があって驚く。

いったんその視座が定まると
絵の中に込められた思いがそのままに伝わってくる。

描き手は一瞬の想いの風景をすっと切り取り
絵にそのまま溢れさせていく才能にあふれているのだと思う。
そして、彼女のイメージを受け取って
なにかが、優しく、広がりをもって
見る側の感覚に共振していく。

なにか、たくさんの短編のお芝居を観たような感覚。

ちょっと切なく、でも満たされてしまいました。

*** *** ***

演劇の公演でもなければ足を運ばないギャラリーではありますが、
そこで、偶然出会ったものには
生活していくなかで、忘れていたような感覚があって。

ちょっと素敵な美術鑑賞、というか感性との出会いができた
月曜日の夜でした。

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